2018-02-25: さよならの朝に約束の花をかざろうを観た
やったこと
さよならの朝に約束の花をかざろうを観た
公開二日目だけどまあいいか、と思って。
面白かった。とくに設定が良かったのだと思う。ラストの回想に入ったところからエンディングまでは涙腺を刺激されっぱなしだった。キャラクターの感情が印象的に表現されるので、登場人物が何を考えているのかで困ることはない。
ただ、物語がどこに着地するのか観ててもよく分からなかったし、急に十年くらいの時間が流れるんだけど、ぱっとどれくらいの時が流れたのか分からないので状況が分からなくなって混乱する。観ててやけに疲れる。改めて考えると、訳の分からんストーリーなのにラストの回想が力技で泣かされた感がある。別に構わんのだけど。時間が経過したタイミングで『何年後』みたいなテロップが入るだけでこの不要な混乱は避けられたと思うので、どうしてこんな作りになったのだろう。
物語がどこへ向かっていくのか、どうしたらこの物語が追わるのか、が明確な方が映画は楽しいのかな、と思う。テレビアニメであれば時計を観れるし、小説であれば残りのページ数が分かるけど、映画は残り時間があまりイメージできないので、そこが違うのかな、と。覚えておこう。
作画に関してはものすごいということは 無い気がする。丁寧だけど。撮影はオカルティックナインとかと同じ感じなのかな。いいと思った。